ORIGINAL FANTASY NOVEL
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星ノ国
HOSHI NO KUNI星の数だけ仕事が増える異世界ファンタジー小説
PROLOGUE
星ノ国のはじまり
むかしむかし、世界は暗く、人々が国を持たなかったころ。
人々は荒野の片隅で、災厄に怯えながら暮らしていました。
憐れに思った天の星々は、それぞれ人間を選び、自らの光を分け与えました。
選ばれた人間たちはその力で災厄を退け、荒野を拓き、それぞれの国を築きました。
国々には星々の名がつけられ、加護は後の世へと受け継がれていきました。
その力を継ぐ者を、人々は「星裔」と呼びます。
しかし長い年月が経ち、その秩序は少しずつ綻び始めていました。
人々は再び、いつ訪れるとも知れない災厄と隣り合わせに暮らしていました。
そんな世界には、古くからひとつの伝承が残されています。
――地上から星の光が失われるとき、ひとりの星女が現れる。